Human Academic Labs Foundation

2024年3月18日Study Meeting 開催しました

 テーマ:「欲の正体」

 
 上記のテーマで勉強会を開催しました。
 45名の方にご参加いただきました。
 ありがとうございます。


 生きるということと、欲というものはセットである。
 欲には2種類存在する。

 「身体的な欲」と「魂の欲」

 身体とは魂の乗り物としての肉体
 身体的な欲とは、肉体を維持させるためのもの。
 そのため、脳でコントロールしなければならないもの。

 魂の欲とは、直感。
 魂が決めた通りに生きるための欲。
 そのため、制御してはならない。
 魂の欲を叶えるためならば、
 どのようなものであっても、何をしてもいい。

 魂の欲は、自分の使命を生きるためのものなので
 過酷な道になる。
 そのため、
 魂の欲を叶えることを諦めないために、ご褒美を設定することが必要になる。
 それが、「思考の欲」

 〇〇ができたら、お気に入りの場所に行く
 〇〇を達成させるために、お金がたくさん必要 など。

 見栄を張る、マウントを取る、などは身体的な欲。
 目的達成のために自分を大きく見せる、魂の欲。

 違いは、想いがどこからきているものなのかということ。

 
 身体的な欲と魂の欲
 見分けるためにはどうすればいいのか。

 まず一つは、脳を使う部分が違う。
 とても近いところだが、確実に違う。

 二つ目は、自分がどのような状態になるか。
 
 身体的な欲の場合、
 罪悪感や後ろめたさを感じる。
 つまり、ピュアではない状態。
 そのため、
 なぜその欲が出てきたのかを考え、コントロールしていく必要がある。

 魂の欲の場合、
 それをしていると未来が明るくなる、アイデアがどんどん湧いてくる。
 現実的な方法論(プロセス)が出てきて、前に進むことができる。
 これがしたいと思うと同時に「大変かも、難しいかも」が出てきたら、魂の欲。
 この大変かもを、諦める理由、努力しない理由にしてしまう。
 
 「できないかもしれない」という想像は、実は妄想になっている。
 そのため、思考を止める。
 ただただ、目の前のことに集中する。
 
 身体的な欲が悪いわけではない。
 人間が生物として機能するために必要なもの。
 そのため、まずは身体的な欲を満たす。
 自分自身のバランスを整える。
 良いバランスの状態で、
 直感を使って使命に向かって進む。

 身体的な欲なのか魂の欲なのかを確実に見分けるためには、
 まずはやってみること。
 その欲を満たす中で、自分が何を感じてどのような状態になるか。
 それを繰り返していくことで
 この感覚の時は魂の欲だな、と判別できるようになる。


 人間を主語にせず、魂を主語にする。
 私たち人間は、魂が成長するために生きている。
 成長するためには、努力が必要。
 そのため、
 人生は困難なことばかり。
 その困難な中で、充実感を見出せるかどうか。
 乗り越えることに、楽しさを見出せるかどうか。

 
 欲というものは、魂が成長するための『燃料』
 つまり
 欲がない人生は成長がない。
 欲を無くすことは良くないこと。

 湧き出てくる欲と向き合い、コントロールし、
 乗り越えて進んでいく過程が
 魂の成長に繋がる。